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これだけは知ってほしい! 障害の基礎10 [基礎知識]

これまで「障害の基礎知識」を書き続けてきましたが、
今回は、障害の基礎について手っ取り早く理解できるよう、
これまでの内容を「10個の箇条書き」にまとめました。

振り返りとして、それぞれの箇条書きの後に補説も付けています。

他の人に障害について教える際などに、ぜひご活用ください。


1. 障害とは機能や能力に問題が生じている状態の事である
(→「障害」とは何か?

そもそも「障害」とは何なのか、改めて問われると
明確に説明できる人はあまりいないのではないでしょうか。

2. 障害には体の障害(身体障害)だけでなく
  様々な種類のものがある

(→ 障害の大分類

「身体障害」「精神障害」「発達障害」「知的障害」
これらの大分類は、障害の話をする上でよく出てくる重要なワードなので、
ぜひ知っておいていただきたいです。

3. 障害者だと分かりにくい障害者もいる
(同上)

障害は見て分かるものばかりではありません。
あなたの身近にも、「気付いていないだけで実は障害者」という人が
いるかもしれませんよ…

4. 障害には先天性のものと後天性のものがある
(→ 先天性障害と後天性障害

前に「『障害』といえば一般的に『後天性のもの』をイメージする」
という話を聞いた覚えがあります。これが本当かどうかは分かりませんが、
先天性障害の存在をもっと知ってもらう必要はあると思います。

5. 障害の重さや生じる問題の内容には個人差がある
(→ 障害の個人差

障害の特徴は「絶対」ではなくあくまでも「傾向」です。

6. 障害は複数生じる場合もあり、ある障害が別の障害を
  引き起こす事もある

(→ 障害の併発と誘発

ある障害が別の障害を引き起こす「二次障害」の内、
「精神的な理由で引き起こされるもの」は周囲の接し方や配慮次第で防げます。
余計に苦しい思いをさせない為にも、周囲の人は配慮してあげてほしいと思います。

7. 障害者は差別の対象であり、その事などを理由に
  障害を隠している人もいる

(→ 障害を伝える道と隠す道

障害者を苦しめる原因の1つに「障害に対する無知」があります。
世の中の人々がもっと障害についてよく知る事で、
「他人を理由に障害を隠す人」は減らせるはずです。

8. 障害者を支援する制度や施設などが数多く存在する
(→ 障害者への救いの手 ~支援制度・支援施設~

我々障害者は、社会生活においてハンディキャップを負った存在です。
当人が嫌でなければ、利用できるものはどんどん利用していきましょう。

9. 周りの人、特に家族の理解が障害者当人にとって
  非常に大切である

(→ 障害者と接する上で大事なこと

障害者のご家族の方には、ぜひ「理解してあげる事」を大切にしていただきたいです。

10. 障害者には特定の分野で健常者以上の能力を
  発揮する人がいる

(→ 障害者の能力

すごく尖っていて、「何でもそつなくこなせる人」の対極にあたる存在です。
その為、やはり社会生活においては不利になります。


では、今回はこれで終わりとさせていただきます。

今後は基礎知識だけでなく、少し踏み込んだ「情報」
障害に関する話題に対する「私見」「私の障害」の事も書いていこうと思います。
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