2016/05/08
これだけは知ってほしい! 障害の基礎10 [基礎知識]
これまで「障害の基礎知識」を書き続けてきましたが、
今回は、障害の基礎について手っ取り早く理解できるよう、
これまでの内容を「10個の箇条書き」にまとめました。
振り返りとして、それぞれの箇条書きの後に補説も付けています。
他の人に障害について教える際などに、ぜひご活用ください。
1. 障害とは機能や能力に問題が生じている状態の事である
(→「障害」とは何か?)
そもそも「障害」とは何なのか、改めて問われると
明確に説明できる人はあまりいないのではないでしょうか。
2. 障害には体の障害(身体障害)だけでなく
様々な種類のものがある
(→ 障害の大分類)
「身体障害」「精神障害」「発達障害」「知的障害」。
これらの大分類は、障害の話をする上でよく出てくる重要なワードなので、
ぜひ知っておいていただきたいです。
3. 障害者だと分かりにくい障害者もいる
(同上)
障害は見て分かるものばかりではありません。
あなたの身近にも、「気付いていないだけで実は障害者」という人が
いるかもしれませんよ…
4. 障害には先天性のものと後天性のものがある
(→ 先天性障害と後天性障害)
前に「『障害』といえば一般的に『後天性のもの』をイメージする」
という話を聞いた覚えがあります。これが本当かどうかは分かりませんが、
先天性障害の存在をもっと知ってもらう必要はあると思います。
5. 障害の重さや生じる問題の内容には個人差がある
(→ 障害の個人差)
障害の特徴は「絶対」ではなくあくまでも「傾向」です。
6. 障害は複数生じる場合もあり、ある障害が別の障害を
引き起こす事もある
(→ 障害の併発と誘発)
ある障害が別の障害を引き起こす「二次障害」の内、
「精神的な理由で引き起こされるもの」は周囲の接し方や配慮次第で防げます。
余計に苦しい思いをさせない為にも、周囲の人は配慮してあげてほしいと思います。
7. 障害者は差別の対象であり、その事などを理由に
障害を隠している人もいる
(→ 障害を伝える道と隠す道)
障害者を苦しめる原因の1つに「障害に対する無知」があります。
世の中の人々がもっと障害についてよく知る事で、
「他人を理由に障害を隠す人」は減らせるはずです。
8. 障害者を支援する制度や施設などが数多く存在する
(→ 障害者への救いの手 ~支援制度・支援施設~)
我々障害者は、社会生活においてハンディキャップを負った存在です。
当人が嫌でなければ、利用できるものはどんどん利用していきましょう。
9. 周りの人、特に家族の理解が障害者当人にとって
非常に大切である
(→ 障害者と接する上で大事なこと)
障害者のご家族の方には、ぜひ「理解してあげる事」を大切にしていただきたいです。
10. 障害者には特定の分野で健常者以上の能力を
発揮する人がいる
(→ 障害者の能力)
すごく尖っていて、「何でもそつなくこなせる人」の対極にあたる存在です。
その為、やはり社会生活においては不利になります。
では、今回はこれで終わりとさせていただきます。
今後は基礎知識だけでなく、少し踏み込んだ「情報」や
障害に関する話題に対する「私見」、「私の障害」の事も書いていこうと思います。
今回は、障害の基礎について手っ取り早く理解できるよう、
これまでの内容を「10個の箇条書き」にまとめました。
振り返りとして、それぞれの箇条書きの後に補説も付けています。
他の人に障害について教える際などに、ぜひご活用ください。
1. 障害とは機能や能力に問題が生じている状態の事である
(→「障害」とは何か?)
そもそも「障害」とは何なのか、改めて問われると
明確に説明できる人はあまりいないのではないでしょうか。
2. 障害には体の障害(身体障害)だけでなく
様々な種類のものがある
(→ 障害の大分類)
「身体障害」「精神障害」「発達障害」「知的障害」。
これらの大分類は、障害の話をする上でよく出てくる重要なワードなので、
ぜひ知っておいていただきたいです。
3. 障害者だと分かりにくい障害者もいる
(同上)
障害は見て分かるものばかりではありません。
あなたの身近にも、「気付いていないだけで実は障害者」という人が
いるかもしれませんよ…
4. 障害には先天性のものと後天性のものがある
(→ 先天性障害と後天性障害)
前に「『障害』といえば一般的に『後天性のもの』をイメージする」
という話を聞いた覚えがあります。これが本当かどうかは分かりませんが、
先天性障害の存在をもっと知ってもらう必要はあると思います。
5. 障害の重さや生じる問題の内容には個人差がある
(→ 障害の個人差)
障害の特徴は「絶対」ではなくあくまでも「傾向」です。
6. 障害は複数生じる場合もあり、ある障害が別の障害を
引き起こす事もある
(→ 障害の併発と誘発)
ある障害が別の障害を引き起こす「二次障害」の内、
「精神的な理由で引き起こされるもの」は周囲の接し方や配慮次第で防げます。
余計に苦しい思いをさせない為にも、周囲の人は配慮してあげてほしいと思います。
7. 障害者は差別の対象であり、その事などを理由に
障害を隠している人もいる
(→ 障害を伝える道と隠す道)
障害者を苦しめる原因の1つに「障害に対する無知」があります。
世の中の人々がもっと障害についてよく知る事で、
「他人を理由に障害を隠す人」は減らせるはずです。
8. 障害者を支援する制度や施設などが数多く存在する
(→ 障害者への救いの手 ~支援制度・支援施設~)
我々障害者は、社会生活においてハンディキャップを負った存在です。
当人が嫌でなければ、利用できるものはどんどん利用していきましょう。
9. 周りの人、特に家族の理解が障害者当人にとって
非常に大切である
(→ 障害者と接する上で大事なこと)
障害者のご家族の方には、ぜひ「理解してあげる事」を大切にしていただきたいです。
10. 障害者には特定の分野で健常者以上の能力を
発揮する人がいる
(→ 障害者の能力)
すごく尖っていて、「何でもそつなくこなせる人」の対極にあたる存在です。
その為、やはり社会生活においては不利になります。
では、今回はこれで終わりとさせていただきます。
今後は基礎知識だけでなく、少し踏み込んだ「情報」や
障害に関する話題に対する「私見」、「私の障害」の事も書いていこうと思います。
2016-05-08 21:29
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