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障害の証明 ~障害者手帳~ [情報(全般)]

以前の記事で、少しだけ「障害者手帳」というものについて触れましたが、
今回は、その障害者手帳についてもっと詳しく説明していこうと思います。


1. 障害者手帳の意義と種類

障害者手帳は「自身の障害を証明」する為の手帳です。
自治体が発行をしており、これを持っていると(提示すると)
障害者を支援する様々なサービスを利用する事ができます。

この障害者手帳には3種類あり、障害の種類によって異なります。

身体障害      ⇒「身体障害者手帳」
精神障害/発達障害 ⇒「精神障害者保健福祉手帳」
知的障害      ⇒「療育手帳」

例えば私の場合、発達障害者なので「精神障害者保健福祉手帳」となります。

なお、「身体障害者手帳」のみや「精神障害者保健福祉手帳」のみ、あるいは
その2つのみを指して「障害者手帳」と呼ぶ場合もあるのでご注意ください。
(精神障害者保健福祉手帳の表紙には「障害者手帳」としか書かれていません)


2. 障害者手帳の等級

障害者手帳には「等級」というものが存在し、
手帳の中にその所有者における等級が記載されています。

この等級が高いほど障害が重いという事であり、
受けられるサービスの程度(金額など)も高くなります。

身体障害者手帳     ⇒ (最高)1級 ~ 6級(最低)
精神障害者保健福祉手帳 ⇒ (最高)1級 ~ 3級(最低)
療育手帳        ⇒ 自治体により異なる

なお、療育手帳のみ等級が「自治体により異なる」のは、
他の2つと違って法令で定められているものではなく、
厚生省(現厚生労働省)の通知に基づいて各自治体が独自に実施しているからです。

(最高)A1 ~ B2(最低)
(最高)マルA ~ C(最低)
(最高)1度 ~ 4度(最低)

など、様々な等級が存在しています。多くの場合は4段階です。
(マルAは、Aを○で囲ったもの)


3. 障害者手帳の手に入れ方

障害者手帳は「障害を証明」するものなので、
手に入れる為には「障害を証明」する必要があります。
その証明には、医師の「診断書」を使います。

医師に診断書を書いてもらい、住んでいる自治体の役所に提出したら、
手帳を交付するかどうかや等級の判定といった審査が行われます。
この審査は多くの場合数ヶ月かかります。長いです。

審査を通過したら、手帳を受け取る事ができます。同じ役所でです。
この時、手帳の説明や受けられるサービスの説明を
してもらえる場合もあります。

↓ 私が実際に手に入れた手帳

障害者手帳(表)

障害者手帳(裏)


では、今回はこれで終わりとさせていただきます。
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